ソローヒルから



©エドワード・レビンソン



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4年間手入れをしなかった30畳の広さのデッキの、ペイント塗りが終わった。
まず電動サンダーで汚れを取る。この機械には、粉が吸い込まれる袋がついているので都合がよい。猛暑の続く炎天下、8時間を2回、それに2度塗りの数時間。
夏の燃えるような太陽ですぐに乾燥し、新品のようにきれいになった。
9月初 めの台風で、風速30メートルに耐えたのは大きな木だったが、枝はずいぶん折れた。それに海が近いので塩害を受け、葉はくたくたになってしまった。コスモ スやジンジャーなどはことごとくたおれた。その手入れで忙しい日々を送る。雨と日照の多さで、草は伸び放題。美しい庭にするには、一からやり直さなければ ならない。

フヨウがいよいよ華やかになってきた。ピンクの花をつける木は種をたくさんとばし、あちこちに苗が生えている。おしろいばなも濃い紫がかったピンクで咲い ている。今年から黄花も加わった。ハギも一度真夏に咲いたが、秋を思い出してまた咲き始め、今度は秋のハギらしいみごとさである。

エドの京都の写真展が始まり、京都行きが頻繁になる。皆様、どうぞお越し下さい。

私はある勉強会で白州正子の「夕顔」の一部を朗読した。

自作を読むよりも他人の文を読む方が神経を使うのはあたりまえだが、やりがいがある。


家族が増えました。
2年前に最愛の娘、サニーを亡くしてから、彼女の思い出ばかりで、
なかなか新しい犬を迎える気にならなかったのだけれど、
ある日突然、授かりました。ヨークシャテリアの雄、9歳のトビー
です。
わが家に天使が来てから2ヶ月が経った。すでに、パパとママになついている。元々ママっ子だったので、ママのあとをついて回り、だっこをねだり、夜は枕を半分、ベッドを2/3占領して寝る。
小さい猫くらいなのに、私は押し出されて、一度ベッドから落っこちてしまった。

海岸では走り回り、庭や農道を駆け回り、夜になると、あの小さなからだから、ものすごい大きなうなり声をあげて、見えない動物に向かって追っかけ、威嚇 し、庭中を飛び跳ねている。室内では10センチの長さの足で、段差20センチの階段をウサギのようにはねて上下する。かわいくて目の中に入れても痛くな い




トビーちゃんをどうぞよろしく。