ベジ・アイルの野菜たち (ソローヒルガーデン )と同文です。
2010年 早春
© Edward Levinson
大根は終わり、キャベツも何回目かの分が
そろそろ終わり。菜の花はつぼみを食べる分よりも、花を咲かせて楽しむ方が多い。甘い香りに蜂も飛んでくる。もっぱらいきおいのいいサラダ菜などのレタス
類、枝分かれのブロッコリー、にんじん、それにノビルや蕗や芹など。
毎季同じの食材を、どう楽しくおいしく食
べるかは常に課題。でもやはり、シンプルに調理するー料理でないーのがベストだと思う。
採りたての焼しいたけにレモン汁やゆずで。
今年の椎茸は、近所のおじさんの所から購
入した物。エドが忙しくて自分では菌を埋められなかった。4年前には薪に貰った古木の中から、椎茸作りにふさわしいのを見つけ、それに菌を打ち込んだら、
ものすごい豊作だったのだが。今年は、、、、。
© Edward Levinson
© Edward Levinson
2010年 冬
©エドワード・レビンソン
お友達からかごいっぱいにいただいたお庭で摘んだレモンとゆず。
花はサザンカとノイバラの実
© Edward Levinson
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丘
の敷
地の庭は6段に分かれています。元棚田なので、その形は幅が狭く縦に長いのです。そのため、大きな面積は取れず、小さな区画を各段のあ
ちこちに置いて野菜を作っています。一
区画の畑ではありません。
野
菜も
花も花壇のよう区切られた中に植え付けています。
そ
れで
野菜は小島に植わっているようなので、野菜の
小島すなわち「ベジ・アイル」と呼んでいます。
花
壇もベジ・アイルも混ぜ合わせた庭作りなので、「ポタジェ」とも言います。「ポ
タジェ」と
はフランス語で、装飾花壇とか、食用・野菜花壇などの意味があるようです。つまり、花も野菜も植物であるので、花
も野菜も一緒に分け隔てなく栽培しよう、と私たちは考えました。
面積が
小さいので仕事もやり易く、少しの量の野菜しか必要としない場合に
むいているようです。
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ベジ・アイルの野菜
たち
© Edward Levinson
ニンニクとサラダ菜に霜がかぶさる
例年通り、冬野菜は緑濃い葉物が中心。ブロッコリーは大きな頭から脇芽に変わっている
けれど、次から次に出るので、毎食食べる。ほうれん草も青々しく
おいしい。菜の花のビロードのような葉、小松菜、春菊、冬の寒さに対抗するためのビタ
ミンが豊かに取れる。
大根のみずみずしさ、雪肌の美しさ。こんな美しい肌を持ちたい。キャベツも丸々と、虫
のつかない葉を包み込んでいる。あっ、虫がいないのは、寒いから出て
こないのです。殺虫剤を使っているのではありません。(春のキャベツの葉は虫の穴だらけ。)
秋から紅色のラディッシュが豊作。例年、春に作るのだけれど、今年は秋に種をまいた
ら、とても良くできる。生のまま、
ポリポリかじる。甘みと辛みが調和し
ている。
秋採りのジャガイモの種が売られていたので、今年は晩秋に収穫した。いつもの品種と違
うので、味や食感も微妙
に違う。
さて、料理は、最近はシンプルを主としているので、凝った料理はしない。
もっぱら薪ストーブの上の料理で、汁物が多い。
© Edward Levinson
野菜と玄米ご飯のリゾット